2017年7月17日

七五三に十三まいり。可愛らしいジュニアのきもの

おいでやす。

菱健の古川でございます。

商品コラムでは、弊社の季節のおすすめきものをご紹介してまいります。

 

今回ご紹介するのは、七五三や十三まいりにお仕立ていただきたいジュニア用の振袖です。

 

  • 駒緞子ジュニア小紋 桜と紅葉 / 鞠




表出する横糸がなめらかな光沢感を生地に与える緞子(綸子とも呼びます)は、はつらつと着こなす若者にとてもよく似合います。

ピンクは桜と紅葉をあしらい華やかな雰囲気に。水色はころころと鞠を転がし、すこしおしゃまな女の子に似合いそうです。

 

  • 駒緞子ジュニア小紋 花籠 / 桜




ジュニアの着物には、まじりけのない鮮やかな色を使うのが特徴的です。

こちらは黄色地に、花籠が踊るように描かれたのと冴えた赤地に大小のさくらを散らした振袖です。周囲がぱっと明るくなるようで、元気な女の子にぴったりです。

 

いかがでしょうか。

自分のためにあつらえたきものに袖を通すと、不思議としっくりなじむものです。

反物をお選びいただいてから仕立てにはひと月ほどお時間をいただきますので、今からじっくり、大好きな色柄を一緒に選んでみてはいかがでしょう。

 

posted by hishiken at 10:00 | 商品コラム |

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2017年6月23日

秋のはじまりにおすすめしたい総柄小紋と古典柄の訪問着

おいでやす。

菱健 商品コラム担当の鶴野未来と申します。

商品コラムでは、弊社の季節のおすすめきものをご紹介してまいります。

 

今回ご紹介するのは、初秋におすすめの小紋と訪問着です。

 

 

  • 長浜一越ちりめん小紋 グレー地総付菊糸目文様




滋賀県長浜の良質なちりめんに、紫がかったグレーで菊文様を糸目上げに染めました。細かな文様は全身に絶妙なニュアンスを加え、遠目に見ても近くで見ても品の良さが漂います。若い方からご年配の方まで幅広く、そして長く楽しんでいただける一枚です。

 

  • 菊七宝文様訪問着




上品なうすブルー地に、菊と繊細にひいた金箔で七宝を描きました。吉祥文様ですので、秋だけでなく季節を問わずにお召しいただけます。ちょっとしたパーティにも品の良い華を添えてくれるきものです。

 

粋に、古典的に。きものの着こなしを楽しんでいただける二枚、いかがでしょうか。

 

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2017年6月9日

初秋のよそおい…おすすめしたい単衣のきもの

おいでやす。

菱健の古川でございます。

商品コラムでは、弊社の季節のおすすめきものをご紹介してまいります。

 

今回ご紹介するのは、初秋におすすめの単衣です。

 

  • 楊柳ちりめん単衣附下 唐花文様




シボが流れる柳のように見えることから楊柳ちりめんと呼ばれる、単衣に最適な生地を、透明感ある彩色で染め上げました。クリーム色とグレーのツートンカラーに唐花を爽やかにあしらい、袋帯と合わせてセミフォーマルな場にもお使いいただけます。

 

 

  • 楊柳ちりめん単衣附下 秋草花花丸文様




こちらも単衣の代表的な生地、楊柳ちりめんを使ったうぐいす色のきものです。地色を丸ボカシに染め抜き、菊やぼたん唐草など秋の草花を中に染めています。様々な帯に合わせやすく着こなしやすい、柔らかで可愛らしい一枚です。

 

 

いかがでしょうか。

どちらも少し大人の女性に、はんなりと着こなしていただける、自慢の品です。

 

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2017年5月26日

夏に遊び、秋に手招き…おすすめしたいきものと帯

おいでやす。

菱健 商品コラム担当の鶴野未来と申します。

商品コラムでは、弊社の季節のおすすめきものをご紹介してまいります。

 

今回ご紹介するのは、弊社が扱うきものの中では少しめずらしいものが多いかもしれません。

それぞれが生み出されたエピソードとともにご紹介します。

 

  • 小千谷紬地染め帯 新ヒマワリ


こちらのひまわり、東京の新国立博物館の館長と対談させていただく機会があり、その際売店で見つけたポストカードにほれ込んで図案化いたしました。他にない商品だと思いますので、ぜひお手に取ってごらん下さい。



 

  • 芭蕉 駒絽附下


ベージュ地に薄墨色の濃淡で、シックに仕上げたきもの地です。こちらもともとは、芭蕉の柄部分をひわ色に染めたものをご注文いただいたのですが、大変素敵でしたので色を変えて販売させていただくこととなりました。



 

  • 駒絽附下 コスモス小紋


クリーム色に色とりどりのコスモスの花をちりばめました。襦袢の色を変えて、柄とのコントラストの変化を楽しんでいただけます。若い方のおしゃれ着として、さまざまにコーディネートしていただけますし、落ち着いた帯を合わせれば大人の女性の装いに様変わりします。



いかがでしょうか。

盛夏を満喫し、暑気をはらう秋を待ち焦がれるような3つのきもの。

夏のお出かけに、自由なコーディネートをお楽しみください。

 

posted by hishiken at 13:00 | 商品コラム |

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2017年5月19日

初夏のよそおい…おすすめしたいきものと帯

おいでやす。

菱健 商品コラム担当の鶴野未来と申します。

商品コラムでは、弊社の季節のおすすめきものをご紹介してまいります。

 

今回ご紹介するのは、初夏に着こなしていただきたいきものと帯です。

軽やかな中にも品を感じさせる一枚をご用意いたしました。

 

  • カラー駒絽附下


ごく薄い水色地に、すっきりと立ち上がるカラーの花を染めました。洋花をあしらった粋な柄で、20代から70代まで幅広い年代の方におすすめです。大変上品な気配の漂う附下ですので、お客様相手のお仕事をされる際にも最適です。



  • 斜め色重ねボカシ


クリーム色地に青と黄色を染め入れたきもの地です。涼やかに吹き抜ける風を思わせる柄で、仕立てるときれい可愛い雰囲気が出せます。合わせる小物によりより可愛らしくも、大人モダンにも着こなせますので幅広い年代の方にお召しいただけます。



 

  • 丹後縮緬地染帯 ペルシャ陶器紋


ペルシャでかつて作られていた陶器の文様を使った夏用の染帯です。3色展開しており、このほかに青系とピンク系の用意がございます。季節を限定しませんので、5月から10月くらいまで合わせられ、大変使い勝手のよい帯として人気です。



 

いかがでしょうか。

だんだんと蒸し暑さがつのるこれからの時期、身にまとうきもので涼を感じ、まわりの方にも少しおすそわけしませんか。

 

posted by hishiken at 13:39 | 商品コラム |

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2017年4月28日

夏をお出迎え…おすすめしたいきものと帯

おいでやす。

菱健 商品コラム担当の鶴野未来と申します。

商品コラムでは、弊社の季節のおすすめきものをご紹介してまいります。

 

今回ご紹介するのは、やってくる夏を心地よくお迎えするきもの。

初夏にまとう単衣、そして盛夏を涼やかに過ごす絽のきものを選びました。

 

 

  • 菱に唐花




グレー地の落ち着いた単衣の附下です。菱型の中に地色となじむ紫系で唐花をあしらっています。薄めの色合いの帯と合わせていただければ蒸した日にも爽やかに来ていただけますし、濃いめの帯と併せていただければ晩夏にも。

 

  • 結城紬地夏物訪問着




紬の女王と呼ばれる、茨城の紬地を使った単衣です。そこに世界文化遺産にも指定されているジャワ更紗柄を藍染で一面に。どんな色使いの帯も合わせやすい一枚ですので、初夏らしくポップにも、上品で涼しげにも、普段着コーディネートを思い切り楽しんで下さい。

 

 

  • 駒絽夏物訪問着




新潟県で織られている最高級の駒絽で織られた、涼しげなブルーの訪問着です。図柄も色はポイント使いに抑えて白で染め抜き、軽やかな中にも凛とした芯のある女性を演出する一枚に仕立てました。

 

いかがでしょうか。

京都を歩いていると、夏にゆかた姿で街を歩く方をお見かけすることも増えました。

その方々が少しずつ、絽や紗をまとって颯爽としているきもの上級者のみなさまに憧れて、夏のきものに袖を通していただきたいな、との願いを託して…。

 

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2017年4月14日

花を身にまとう…おすすめしたいきものと帯

おいでやす。

菱健の古川貴士でございます。

商品コラムでは、弊社の季節のおすすめきものをご紹介してまいります。

 

今回ご紹介するのは、季節を問わずにお召しになれる花のきものと帯。

現代的なものから古典柄まで、趣きの違う花々をお楽しみください。

 

  • 洋花更紗




クリーム地に洋花を散らした、袖を通す季節を問わない訪問着です。図柄のレイアウトや繊細な色使いで日本らしさを取り入れています。地色がひかえめなので帯合わせで遊ぶ余地が多く、着る人の感性で様々なアレンジを施していただける一枚です。

 

 

  • 濃紫に唐花




若い方のおしゃれ着に重宝していただける染帯です。更紗でよく登場する花の図柄を濃紫地に同系色の紫で染め、白できりりと引き締めて洒脱な印象に仕上げました。カジュアルだけどキレイ目によそおいたい日にぜひ締めてみてください。

 

 

  • 正倉院華紋




薄い水色地にボカシを入れた大変上品なきものです。シルクロードを越えて伝わる正倉院華紋は、古典柄ながら現代的な着こなしもしやすく、とても使いやすい図柄です。吉祥文様ですので、袋帯を合わせていただければフォーマルな場にぴったりです。

 

いかがでしょうか。

山笑う季節に、自らも華やかに。夏を超えたら、山装う季節を背景にすうっとなじむ着こなしを。花のきものが一枚お手元にあると、きもののお出かけもさらに楽しめますよ。

 

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2017年3月24日

春の街歩きに…おすすめしたいきものと帯

おいでやす。

菱健 商品コラム担当の鶴野未来と申します。

 

商品コラムでは、弊社の季節のおすすめきものをご紹介してまいります。

 

今回ご紹介するのは、春におすすめしたいきものと帯。

春風と共に歩くのが似合うものや、新年度に少し今までとは違うよそおいを求める方におすすめです。

 

  • 疋田葵




クリーム色の地に「目なし疋田」という技法で葵の葉もようを染めた小紋です。目なし疋田とは、絞り染めはぜいたく品として禁止されていた江戸時代に編み出された技法。絞り染めのように見える型で染めておしゃれを楽しんでいました。4月、さわやかにお召しください。

 

  • ジャワ更紗帯




こちらは紬地の染め帯です。インドネシアに伝わるバティック染めの影響を受けたジャワの文様を模した型で染め上げてみました。小紋や無地のきものに合わせれば、春のおしゃれ着にぴったりです。普段使いにどうぞ。

 

  • 亀甲に吉祥文様




黒地に吉祥紋を配したとび小紋です。こちらは年齢を重ねた方に、ぜひとも粋に着こなして街を歩いていただきたい逸品です。カジュアルすぎる着こなしはそろそろ卒業、という方に少し格調高めに、綺麗な着こなしをご提案します。

 

いかがでしょうか。

草木も華やぐ季節、みなさまもきものでいつもよりおめかしして街を歩いてみませんか。

 

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2017年3月21日

熟練の見立てを追う(2)視線と思考

梅の花が咲き誇り、季節は春へと移り始めているこの頃。

陽の光も心なしかやわらぎ、季節を先取りして袖を通していた春のきものに空気が追い付いてきたように思います。

 

さて、前回から引き続き、「見立ての科学」に連なる研究についてお話いたします。

前回のお話はこちらから

 

前回は実験の手順をお話しましたので、いよいよ今回は今分かっている結果をお話しようと思います。

 

まず視線の実験では、二つの着物を使い、見立てをする人がどこに注目しているのかを調べました。

 



 



 

ご覧のように、赤い部分が最も視線を集めた部分です。

どちらも図柄に沿って視線が集約されているのが一目瞭然です。

実際、見立て時間の約87%を図柄の見立てに費やしていました。

 

 

次に、見立て時に考えていることを全て話してもらい、何について最も思考を巡らせているのかを調べた結果です。

 



 

ご覧のように、デザイン=図柄について触れる言葉がずば抜けて多い傾向がわかりました。

しかし「図」だけを見て判断しているのではなく、色やきものの状態、消費者の動向など様々な観点から総合的に考えて図柄の見立てを行っているということも、お話を分析して分かりました。

「言葉にしないとわからない」ことは、本当にたくさんありますね。

 

 

最後に、「視線」「言葉」を総合的に分析すると

 

・熟練者が行う見立ては図柄の主要な部分に重点が置かれる

・熟練者は図柄を重視しているが、風合いや市場の動向などを関連付け総合的な判断を下している

 

ということが分かりました。

 

今回は熟練の方のみを対象にしたので、今後は初心者の方などにも協力していただき、比較研究を進めていきたいなぁと考えております。

 

 

さて、これまでお付き合いいただいてきたはんなりブログですが、私の研究にこちらでのお話が追いつかれてしまいました。

そんなわけで、もう少し実験が進んでかたちになるまで、小休止させていただきます。

のんびり気長にお待ちください。

 

来月からは「商品ブログ」を充実させ、きものをたくさんご紹介していきますので、「はんなりしてるなぁ」「これはどんな染め方かな」などとご覧いただければ嬉しく思います。

 

来月からも、よろしくお願いします。

 

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2017年2月17日

熟練の見立てを追う(1)視線と思考

最近では珍しく、京都のまちなかまでが雪化粧をほどこした日から早ひと月ほどたちますでしょうか。

まだまだ身を縮める日が続くものの、陽光には早くも春の明るさが混じり始めたように感じます。

 

さて今回お話するのは、以前「見立ての科学」でお話した内容に連なる研究についてです。

前回のお話はこちらから

 

以前は、そもそもバイヤーはどのようなところに着目して見立てを行っているのかをお話ししました。

今回の実験では、熟練バイヤーさんに協力いただき、「特に注目しているところは何か」を科学的に解き明かそうという試みです。

 

そして、さらに一歩研究を進めるために、今回は視線の動きだけでなく「何を考えているのか」を同時にあきらかにしようと考えました。

 

さて、それにはどんな実験をお願いしたのでしょうか。

 

まず視線は、「見立ての科学」でも使っていたような眼球動作の測定装置を使います。

視線がとどまっていた時間をこのようにヒートマップで分かるようにし、重点的に見ている部分を可視化します。

 



 

「何を考えているのか」は、きものを見て思ったこと、考えたことをすべて言葉に出してもらって録音し、その内容を文字に変換。

この文書データを「図柄・状態・色・お客様・きもの全体・素材・技法・生地・季節・得意先」という10のカテゴリに分類し、どのカテゴリに属する話題が多かったのかを可視化することで、何に注目しているのか分かるようにしました。

 

この分析結果は、次回に。

 

お楽しみに!

 

posted by hishiken at 00:08 | はんなり研究 |

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