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2020年10月16日
京友禅に夢中…格式ある古典柄のきもの
おいでやす。
菱健の古川でございます。
商品コラムでは、弊社の季節のおすすめのきものをご紹介してまいります。
今回は菱健の得意とする、正統派古典柄のきものを2つ、ご紹介いたします。
- 正倉院華紋裂取色留袖
正面に正倉院華紋を配し、後ろ姿には名物裂取をあしらった、正統派の古典柄色留袖です。すっきりとした中にも華紋を金糸の刺繍などで豪奢にあしらっており、もうすぐ発表される秋の叙勲の式典やパーティ、そして本来なら園遊会など最も格式を求められる場に映えるきものです。帯も金糸をあしらったものや、正倉院文様のものでまとめていただくのが素敵です。
- 松に短冊吹寄せ柄附下
これぞ京友禅の真髄と言えるような古典柄の附下です。短冊の中に擦り疋田や金彩といった技巧、亀甲柄や七宝柄をぜいたくに詰め込んで高級感を醸成いたしました。流行に左右されず、また飽きのこない柄ですので長くお召しいただけます。お孫さんの七五三や十三まいりに付き添われるときなど、袋帯をきっちり締めてお召しください。
いかがでしょうか。
大規模な催しは見送りが決まっているものも多いですが、小規模な慶事や社寺へのお参りはゆるやかに人の足が戻っているようす。今年持て余したおしゃれ心をここでひとつ、花開かせてみてはいかがでしょうか。