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2016年4月8日
『The Ikenobou』に載せていただいています。~裏話編~
入学・入園式などでしょうか、きもので歩くお母さまをお見かけする季節となりました。
きものでお花見や観光に出かける方も、ずいぶん増えたように思います。
さて、前回こちらで公表いたしました、華道池坊さんが発行されている雑誌『The Ikenobou』
ちょこっとだけ、撮影裏話をご披露しますと…
対談当日、私、ぎっくり腰でございました。
きものはこういう時にもすばらしい力を発揮しますね。
帯の硬さと締まりぐあいが、コルセットがわりにちょうどよかったのです。
きものの魅力を、身をもって再発見した瞬間でした。
こちらの対談、じつは私が想像していたものよりずっと立派な紙面で、見ていただけた方も多く、「こんなにいい笑顔見たことがない」とからかわれている始末です。
不慣れな私を、カメラマンさんが上手に乗せてくださるのですよ。
また、娘の幼稚園の華道教室に、池坊の方が教えに来てくださっているのですが、なんとそちらで配られていたようで
「あら、これ古川さんちのお父さんよね?」とばれてしまいました。
こちらをきっかけにして、きものや友禅染めに興味を持っていただけるのなら本当にありがたいことなのですが…
なんとまあ、お恥ずかしいことです。
ですが、あまり表に出ることのない職人さんの、貴重な仕事風景なども撮影いただき、とても貴重な機会をいただきました。
いけばなも、きものも、良きものを伝えつづけてゆきたいものですね。
次回はせっかくですので、今回体験いただいた挿し友禅など、染め工程について少しお話ししましょうか。
お楽しみに!