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秋のお出かけに…愛され続ける柄の帯
おいでやす。
菱健の古川でございます。
商品コラムでは、弊社の季節のおすすめのきものをご紹介してまいります。
今回は秋のお出かけにぴったりの帯をご紹介いたします。
- 鏡裏に更紗文様生紬名古屋帯
古典柄の鏡裏文様と更紗文様を組み合わせた、菱健得意の生紬帯です。今回は地色をこげ茶に染め、黄色とターコイズカラーで柄を染めて秋らしい一本となりました。こげ茶ベースは温かみある柔らかな雰囲気に、もう一色ご用意している黒地ベースはコントラストがはっきりしていて柄がくっきり際立っています。どちらも秋冬のコーディネートに重宝しますし、前回の生地でご紹介した真綿紬の訪問着と合わせても素敵です。
- トンボ袋帯
トンボは勝虫と呼ばれ、古来から縁起物の図案として愛されています。そのトンボを大胆にあしらったこちらの帯は、螺鈿を織り込みきらやかな仕上がりに。勝負事の観戦など、勝利を願うシーンにきりりと締めていただける一本です。袷だけでなく単衣にも締めていただけますし、紬や色無地、江戸小紋、小紋などとあわせてしゃれたコーディネートを楽しんでいただきたい帯です。
いかがでしょうか。
名古屋帯はカジュアルに、袋帯はフォーマルに…というのが基本のコーディネートではありますが、今回の名古屋帯はカジュアルな訪問着に合わせ、袋帯は小紋にも合わせられるものをご紹介してみました。みなさまの自由なコーディネートで、菱健のきものや帯が輝く瞬間を私どもは楽しみにしております。
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