- トップ
- はんなりLab.
国連イベントにて、総理に着付けをしたお話。
ご報告が遅れましたが、実はひと月ほど前にニューヨークへ出張に行っておりました。
9月24日に行われた、国連代表部公邸で行われた和食レセプションのメインゲストに、紋付袴の着付けをするためです。
メインゲストとは、なんと安倍総理夫妻。
きもの文化検定の委員である、コシノジュンコ氏からお誘いいただきました。
安倍総理は5歳の七五三以来の着物姿ということで、腕が鳴りますね。
レセプションが行われ、着付けをさせていただいた国連大使公邸は
100年以上の歴史がある、エレベーターもとてもレトロな洋館です。
実は、公務スケジュールの都合で着付け時間が取れるかわからず、
当日まで着ていただけるか分からなかったのですが
無事、「和食の魅力を和服でアピールする」というすばらしい場面を創り出す一端を担うことができました。
滞在中はニューヨーク近代美術館へ行ったり、ほか普段関わることの少ない方々とお話する機会も多く、新しい文化にも多く吸収できたように感じます。
これをきものづくりに反映していかなければ。
———————-
そのあとは、知人と会い、論文を仕上げるためにロサンゼルスにも立ち寄りました。
せっかくなので…アナハイムへ足を伸ばし、数時間だけ本場ディズニーランド・パークを(一人で)見学!
ちょうどハロウィンイベントが始まっていて、見て歩くだけでも十分に楽しめました。
この隣にもう一つパークがあるとは、さすがアメリカ。広い!
今度は仲間たちと来たいものです。
———————-
少し横道にそれましたが、きものファンを増やしていくためには
様々なところで、様々な方にきものを着ていただくことがとても大切だと思っています。
このブログを読んでくださった方、ぜひきものにもっと触れてくださいね。
それでは、次回は染め技についてのお話に戻りましょう。
お楽しみに!