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芸術の秋に…おすすめ新作きもの紹介
おいでやす。
菱健 商品コラム担当の鶴野未来と申します。
商品コラムでは、弊社の季節のおすすめきものをご紹介してまいります。
今回は、芸術の秋にぜひ袖を通していただきたい新作きものを担当者から紹介いたします。
商品部の大辻です。
私からは、秋の澄み切った水の流れるようす(秋水と言います)を表現した附下をご紹介します。
菊水文様は、平安時代より、重陽の節句には菊酒をいただくことから秋を連想させる文様とされています。菊水の上流に咲く菊の露には長寿延命のご利益があるなど、古くより古典的な吉祥文様として好まれています。
今回のきものづくりでは、菊水文をモチーフに、古典に縛られず大胆に動きを付けてみました。伸びのあるシャープな意匠を菊で表現してみたいと思い、心を込めて制作いたしました。
着用シーン パーティ、芸術鑑賞
年齢 50~60歳
季節 10~11月
地色 具墨色(ぐすみいろ)和の伝統色より
商品部の駒田です。
私は、伝統文様に洒落味を加えた訪問着をご紹介します。
「有職唐花文様」では、平安時代以来、公家の服装品や調度品に使用された優美な有職文様を代表する八つ藤の丸、浮線綾と唐花をあしらいました。唐花は空想の植物なので枯れることもなく、飽きの来ない有職文様と同じく吉祥文様として古くから親しまれている図柄です。
今回のきものづくりでは、末永くご着用いただけるように、流行に左右されない古典文様をデザインいたしました。きものが人を選ぶということがないよう、どなたでも着用しやすいというモノ作りにこだわりました。
2016浜ちりめんカレンダー、9・10月掲載柄
元宝塚歌劇団 宙組トップ娘役 野々すみ花着用
着用シーン お集まりの席に、芸術鑑賞に
年齢 30~50歳(註:着用モデルは20歳代)
季節 有職文様のため、季節は問いません。
地色 浅紫 灰桜 藤鼠