2015年12月28日

お正月のご挨拶に…おすすめ新作きもの紹介

おいでやす。

 

菱健 商品コラム担当の鶴野未来と申します。

 

商品コラムでは、「美しいキモノ」に取り上げていただきました商品を中心に

弊社の季節のおすすめきものをご紹介してまいります。

 

今回は年末年始のお出かけやご挨拶におすすめしたいきものです。

 

  • 洋花モダン


胡蝶蘭や百合など、洋花を大胆にあしらったきものです。

白砂色とクリーム色の濃淡をつけた地色とあいまって、新春の訪れを感じさせる華やかな一枚です。こちらのきものづくりでは、輪郭線をくっきりと描き、モダンで洋装のような印象を持たせたいと思い制作しています。個性的な着こなしで一年を始めたい方におすすめのきものです。



季節 通年

年齢 30~50歳

 

  • 熨斗に遠山ボカシ


吉祥文様として古くから伝わる束ね熨斗、中啓(扇の一種で、末広とも言います)を配した、長く愛される古典柄のきものです。明るい新年の幕開けを迎えていただきたいと思い、若々しさを引き出すピンクの地色には、菊紗綾形地紋でより華やかさを増しています。全体に染め散らされた菊や梅、桜に杜若、紅葉など四季の花がいっそう彩りを添えています。



季節 通年

年齢 30~50歳

 

  • 正倉院古鏡


正倉院の宝物、古鏡を納めた鏡箱をモチーフとした雅やかなきものです。古代、シルクロードよりもたらされた唐やさらに西の王朝の精緻な工芸品の、オリエンタルな意匠を取りいれました。シンプルなピンクベージュの地で上品にまとめ、どのような場面でも上品な格式高さが漂うようにと考えて制作した、自慢の逸品です。



季節 通年

年齢 50歳~

 

posted by hishiken at 09:45 | 商品コラム |

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2015年12月7日

「はんなり研究」論文が掲載されました!

紅葉の色づきが盛りを迎えると同時に、一気に冬の足音が聞こえてまいりました。

 

さて、今回はご報告です。

 

この「はんなりLab.」でつらつらとお話ししてきた私の研究内容をまとめた論文

「防染糊の浸透状態が京友禅の染色効果に及ぼす影響」が、

日本材料学会の会誌『材料 vol.64(2015)』に掲載されました。

 

無事に博士号を獲得して京都工芸繊維大学を卒業できたのも、実はこの学会誌への掲載が決まったから。

いやはや、ありがたいことです。

 

でんぷん糊とゴム糊の違いに着目した「はんなり」の研究はこれでいったんおしまい。

また次の見地から、きものや友禅染の「はんなり」を追究してまいりたいと思います。

 

ただ、これがなかなかの難問なのです。

きものの目利きをする方が、どのような判断基準で「はんなり」を評価しているのか

解き明かしたいと思っているのですが

何しろ人間の感性が研究対象です。

様々な因子が重なり合っていて興味深いのですが、頭を抱える毎日です。

 

また、来秋ごろには研究成果をご報告したいと思います。

 

来月は、そもそも友禅染めにはどのような工程があるのか、ぼちぼちお話ししていきたいと思います。

 

お楽しみに!

 

posted by hishiken at 17:00 | はんなり研究 |

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